一歩踏み出す勇気in支え愛百年塾 後編
上司から、一緒に働く人が仕事がしやすい様に行うと言う
仕事に対する在り方を否定をされ、疑問を持ち始めた時に出逢ったのが、
リッツ・カールトン・ホテル元日本支社長である 高野登さんです。
正直、高野登さんの事は、まったく知りませんでした。
当然ですよね。
倉庫の仕事には、おもてなしやホスピタリティーと
いったものは全く関係なかったからです。
高野さんの講演会に参加をして、
お話を聞き、名刺交換をさしてもらいました。
初めて講演会のお話をお聴きし、惹かれるものがありました。
なぜなら、
私の仕事の行い方の考え方が同じ方向性のものだったからです。
その後も、
高野さんの講演会や勉強会、発売された書籍を読んでいきました。
勉強会に参加して、高野さんから質問されて、
残念な答えをしてしまったことを今でも忘れる事が出来ません。
その質問とは、「水が沸騰したら、どうなるか?」です。
普通の答えなら、水蒸気でしょうが違うのです。
想像と創造の翼を広げて、その先の事をイメージする必要があるのです。
例えば、蒸気機関車を動かすことが出来ます。
講演会や勉強会に参加することで、いろいろな感想や感じたことを
FacebookのMessengerで伝え、
いろいろとメッセージのやりとりをさしてもらいました。
メッセージのやりとりをする中で、
私の在り方が間違いではないことに
気づくことができました。
私の仕事に対する在り方に間違いはないと
自信を持つことで、
仕事の方向性は確立していきました。
ただ、
その在り方を行うために、様々な倉庫の職場で働いてきましたけども、
どこの現場も、自分たちの担当している仕事優先と言う
働き方を目の当たりにしてきました。
ところが、
高野さんの勉強会や講演会に参加をする人たちは、私と同じ考え方なのです。
この違いは、仕事に対する在り方の違いだけではなく、
時代とともに変化をしている社会事情に対して、
仕事に対して、パラダイムシフトを行っているか、
行っていないか間違いだと思います。
昔のCMにもあったように「24時間働けますか?」
と言う人は今の時代、誰もいません。
今の時代、働き方改革により、
いかに残業時間を減らすかが議論されています。
議論されていますが、
仕事に対する考え方を変える事が出来ない人達にとっては、
答えの出ない不毛な議論をしているだけです。
なぜ、答えの出ない不毛な議論になるのでしょうか?
答えは簡単です。
自分たちで作ったガチガチの箱から出る事が出来ないからです。
箱から出る為には、一歩を踏み出す勇気が必要なのです。
そして、その一歩を踏み出す勇気のためには、
パラダイムシフトが必要であり、
仕事に対して、働き方に対して、在り方を変える必要があるのです。
どうすれば、
パラダイムシフトをし、在り方を変える事ができるか?
まずは、さまざまな人達と出会い、言葉を交わし、
相手の事を認め、受け入れ、価値観の違い、考えの違いを知ることです。
そうすることで、徐々に思考が変化をしていきます。
いきなり考え方を
変えようと思うと拒否反応を起こし、苦しくなってしまい長続きしません。
なので、少しづつ受け入れていけばいいのです。
ただし、
自分を変えたい、新しいもの身に付けたいと言う気持ちと
相手の事を認め、受け入れる姿勢が必要です。
どんな事であれ、
新しい事を身につけたり、考え方を変えたり、加えたりする為には、
場合によっては、今までの自分を否定する場合も出てきます。
だからこそ、一歩踏み出す勇気は必要なのです。